★☆幻のリキュール エギュベル Aiguebelle☆★ 2014年02月06日

さあ、ピノでも度々お目見え。
ご説明しましょう。ピノ・ヴィトラ拘りのエギュベルAiguebelleリキュールを。

元来カトリック修道院の酒・リキュール製造は文化の一つでした。
ある時は薬として、ある時は不老不死の基として、ある時は神の分身として。
古の業が受け継がれていました。
特にトラピスト派修道院はその業に優れており、このオリジナルのエギュベルも
フランスの修道院で造られていました。
神に仕えし者の匠技に目をつけたある国の企業が、リキュールを大量発注。
それに答えようと、愚直ながらも懸命に生産した彼ら修道士に襲い掛かったのは、
その企業からの不渡りでした。哀れ彼ら修道院は倒産。
その後、その技術を高く評価したとある企業が再興。
しかしオリジナルスペルのAiguebelle商標の関係では使用できず、
再興されたリキュールはEyguebelleとなっており、
世の中には、ラベルデザインが同じでスペルだけ微妙に違う
二種類のエギュベルリキュールが流通する事になりました。
裁判所に差し押さえられたのでAiguebelleラベルボトルはもう二度と生産されません。
現存のリキュールは大手企業の指導の元、オリジナルAiguebelleリキュールと
ニュアンスの違う物になったのも事実です。

一流バーでもないピノが何故、この幻のリキュールAiguebelleに拘るのか。
ひとえに『美味しいから。お客様に感動していただきたいから。ほんまもんだから』
全てのリキュール、オードヴィー、スピリッツは瞠目物。
特にリキュール・ド・カカオは絶品で、どのリキュールガイドを開いても
カカオのページで真っ先に名が挙がるのはエギュベルです。

この貴重な『Aから始まる』エギュベル。
ヴィトラではフルラインナップ。日本でヴィトラだけ。(輸入元を除く)
更にピノでカクテル注文が入った場合にも使用します。
通常はヴィトラ店内のバーカウンター上に勢揃い。是非ご賞味、或いはカクテルベースにご指定下さい。

『A』エギュベルを格好良く見せたいと、いつもボトルの並べ方に拘っており、
部下からほとほと呆れられている、ソムリエ小谷 でした。
エギュベル
  • VITRA NAGOYA